未経験でも始められるWeb関連の仕事として、「Webライター」が注目を集めています。
パソコンを使って文章を書くことさえできれば、誰でも気軽に始められるというWebライターですが、正直なところ、向き不向きがあるというのは否めません。
Webライターに興味があるけど、自分に向いているのかな?
長く続けるためにも気になるところですよね。
そこで今回は、Webライターに向いてる人、向いていない人の特徴をそれぞれ解説します。
Webライターに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!
今回の記事でわかること
- Webライターに向いている人の特徴
- Webライターに向いていない人の特徴
Contents
Webライターとは
Webライターとは、Web上に掲載される文章を書く仕事です。
Webサイトの記事作成が多いため、SEOを意識したライティング(文章作成)が求められます。
SEOとは、ユーザーが検索エンジン(Googleなど)を使って製品やサービスを検索するとき、自社ページが上位に表示されやすいように、サイトの構造やページの内容に工夫を施すこと。
つまり、「Web上で沢山の人の目に留まれるような文章を書く仕事」と言えるでしょう。
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Webライターに向いている人の特徴8選
Webライターに向いてる人の特徴を、8つまとめてみました。
- 文章を書くのが好き
- 自己管理ができる
- 継続力がある
- 黙々と作業できる
- 常に学び続けることができる
- ルールやマニュアルを守れる
- 相手の気持ちを考えられる
- 作業を効率化できる
それぞれ詳しく解説します。
1. 文章を書くのが好き
文章を書くのが好きであれば、「もっと読みやすい文章を書きたい」「もっと分かりやすくするにはどうすれば?」といった向上心を持って仕事に取り組めると思います。
これは非常に重要で、仕事のやりがいやWebライターとしての魅力を高めることに繋がります。
とはいえ、好きじゃないと絶対に続かないというわけではありません。書くことが苦痛でなければ、Webライターとしてやっていくことは十分可能です。
2. 自己管理ができる
ほとんどのWebライターはフリーランスで活動しており、フリーランスとしての活動には、自己管理能力が求められます。
案件に応募したり、納期を守ったりなど、スケジュールをすべて自分で管理することになるため、自己管理ができる人は、Webライターに向いていると言えるでしょう。
また、Webライターは座ったまま作業することがほとんどなので、運動量が少なくなりがちです。運動不足は肩こりや腰痛などを引き起こし、仕事に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、「1日30分は外を歩く」「無理のない筋トレをする」などの適度な運動を行い、自分の体調をきちんと管理することも大切です。
僕は週に3~4回、10分程度のトレーニングを行うようにしています。
3. 継続力がある
どの職業でもそうですが、継続力はWebライターにも必須です。
特に始めたばかりの時期は文字単価が低く、1日1万文字を書いたとしても収入は少ないため、心が折れそうになる場面があるかもしれません。しかし、Webライターとして生計を立てるには、その時期を乗り超える必要があるため、継続力は必要不可欠だと言えます。
苦しい時期を乗り越え、継続した人が稼げるようになるということですね。
4. 黙々と作業できる
Webライティングは、一人で黙々と作業することがほとんどです。
クライアントと打ち合わせで接する機会はありますが、1日中誰とも会わずに仕事をするなんてことも。それを苦痛に感じず、黙々と作業できる人は、Webライターに向いているでしょう。
最初は大丈夫だとしても、徐々に孤独を感じてくることもあります。仕事で人と関わる機会が少ない分、プライベートで人と関わる機会を増やすなど、バランスを取ることが大切です。
5. 常に学び続けることができる
Webライターを本職として活動する場合、正しい日本語が書ける文章術はもちろん、「SEO」や「Webマーケティング」などのスキルも必要になります。
そういったスキルを身につけていかないと、低単価の案件しか獲得できず、消耗するだけのWebライターになってしまうからです。そのため、案件をこなしながらも、常に学び続けようとする姿勢がある人は、Webライターとして活躍できるでしょう。
「SEO」や「Webマーケティング」について知りたい方は、こちらをチェック!
6. ルールやマニュアルを守れる
記事作成の際、クライアントから指定されるルールやマニュアルを必ず守らねばなりません。例えば、誤字脱字や表現方法など、ルールを破っていないか細かくチェックする必要があります。
チェックが雑だったり、細かいところを気にせずに提出してしまうと、クライアントからの評価は下がるでしょう。そのため、ルールやマニュアルをきちんと守れることも大切です。
7. 相手の気持ちを考えられる
いかに相手の気持ちを考えられるかも重要です。
クライアントからの要望を汲み取れることはもちろん、「どうすれば相手を満足させられるのか?」を考えることができる人は、Webライターに向いていると思います。例えば、クライアントの休みを考慮し、先回りで記事を納品するなどの配慮ができれば、大きく満足してくれるものです。
また昨今の記事作成では、いかに読者の共感を得られるかが重要です。相手の気持ちを考えられる人であれば、読者の本質的な悩みを分析し、具体的な解決策を提示できるでしょう。
良い記事を書くには、読者に寄り添う気持ちが大切ということですね。
8. 作業を効率化できる
受ける案件を増やすためには、効率よく作業しなくてはなりません。Webライターは案件の数が多いほど収入が増えるため、作業の効率化は非常に重要です。
効率化とは、質を落とさずにより早く作業するための工夫を施すこと。
また、効率よく案件をこなし、納期が3日のところを2日で納品できれば、クライアントからも高い評価を得られます。それによって、継続的に依頼を受けられることもあるでしょう。
したがって、作業の効率化が得意という方は、Webライターに向いていると言えます。
早くしたいがために、質を落としてしまわないように気をつけましょう!
Webライターに向いていない人の特徴8選
続いて、向いていない人の特徴をみていきましょう。
- 文章の読み書きが苦手
- 時間にルーズ
- コツコツ作業できない
- 好奇心がない
- 学ぶことが苦になる
- 大雑把すぎる
- 自己主張が強い
- すぐに稼ぎたい
それぞれ詳しく解説します。
1. 文章の読み書きが苦手
そもそも文章を書くのが苦手という人には、Webライターはおすすめできません。
Webライターは文章を書くだけではなく、読む機会もかなり増えます。例えば、自分の書いた記事を間違いがないか読み直したり、情報をリサーチするために競合の記事を読んだりします。
文章を読むのが苦手な人はそれを苦痛に感じ、続けるのが難しいかもしれません。
2. 時間にルーズ
時間にルーズなことは、Webライターとして致命的です。
記事の作成には必ず納期があり、これを守れなければ、Webライターとしての信頼を失ってしまいます。朝起きる時間や働く時間は自由ですが、納期だけはなんとしても守りましょう。
3. コツコツ作業できない
Webライターの仕事は、大きく「ライティング」と「リサーチ」の2つです。
質の高い記事を書くために、頭を使ってライティングとリサーチを行いますが、作業自体はワンパターンになりがちです。ワンパターンな作業をコツコツやるのが苦手という方は、Webライターを続けるのは難しいかもしれません。
4. 好奇心がない
Webライターは、様々なジャンルの記事を書きます。
全く知らないジャンルの場合、そのジャンルに興味を持って、しっかりとしたリサーチを行う必要があります。しかし、好奇心がないと興味が持てず、執筆以前に調査が苦痛に感じるでしょう。
何にでも興味を持てる好奇心は、Webライターにとって重要な素養です。
5. 学ぶことが苦になる
Webライターには、「◯時間働けばお金が稼げる」といった考え方はありません。
とにかくスキルを磨き、クオリティの高い記事を書き続けないと、契約を切られて収入はなくなります。そのため、「新しいことを学んで成長したい」という意欲がなければ、Webライターで生計を立てるのは難しいかもしれません。
「新しいことを学んで、前より良い記事が書けるようになる」ことに楽しさを感じられるかどうかが重要です。
6. 大雑把すぎる
Webライターは、企業の記事を書くことが多いです。
企業イメージを傷つけないために、細かいミス(誤字脱字や表記揺れ)に細心の注意を払わなければなりません。記事を何度も読み返し、ミスがないかを徹底的に調べられる慎重さも必要です。
性格的には、神経質・几帳面な人が向いており、大雑把な人は不向きだと考えられます。
7. 自己主張が強い
Webライターは、基本的に自己主張が禁じられています。
(中級者〜上級者になると、逆に個性を求められる場合もあります)
Webライターに求められるのは、企業の要望に沿って記事を書くことであり、ライターの個性や主張は必要ないケースがほとんどです。ようは「マニュアル通りに書いてください」ということ。
したがって、自己主張が強い方には、Webライターはおすすめできません。
初心者のうちは特に、マニュアル通りに書くことが求められます。
8. すぐに稼ぎたい
Webライティングに限らずですが、スキルの習得には時間がかかるものです。
初心者向きの簡単な案件だと、「文字単価0.1円」なんてものも多く、数時間かけて5000文字の記事を書いたとしても500円しか稼ぐことができません。
時間をかけて少しずつスキルを磨いていくことで文字単価が上がっていき、徐々に稼げるようになっていく仕事です。そのため、すぐに稼ぎたいという人には、Webライターはおすすめできません。
やってみないと分からない要素が多い
手のひらを返すようですが、やってみないと分からない要素が多いというのも事実です。
文章を書くのが得意だとしても、性格的に合わない人もいれば、作業の効率化が得意だとしても、読者の共感が得られる文章を書くのが苦手な人もいます。そのため、向いてる人の特徴に当てはまるからといって、必ずしも活躍できるとは限らないのです。
ここでおすすめなのが、とりあえずやってみることです。
というのも、誰でも気軽に始められることがWebライターの魅力の一つなので、悩むくらいならとりあえずやってみて、無理なく続けられそうかどうかを検討した方がいいかもしれません。
やりがいや楽しさを見出せれば、自然と続けられると思いますよ!
まとめ
Webライターを始めるかどうかを考える上で、上記の特徴を参考にしてみてください。
しかし、やってみないと分からない要素が多いのも事実です。「とりあえずやってみよう」くらいの気持ちで始めてみて、少し経験してから続けるかどうかを考えるのもおすすめします。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
Webライターを始めてみようと考えている方は、こちらもチェックしてみてください!