未経験からでも始められるという理由で、人気を集めている「Webライター」
パソコンとネット環境があり、文章さえ書ければ、誰でも挑戦することができます。
Webライターを始めてみたいけど、どうすればいいんだろう?
未経験からだと、何から手を付ければいいのか分からないですよね。
せっかく始めるからには、ある程度は稼ぎたいと考える方が多いと思います。
しかし、稼ぐためにはそれなりの知識やスキルが求められるのも事実。地道な努力を重ねる必要があり、そこで挫折してしまう人も少なくありません。着実に稼ぐためには、Webライターの理解を深めながら始めた方がいいと感じます。
そこで今回は、着実に稼ぐことができるWebライターの始め方7STEPをご紹介します。
Webライターを始めてみようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください!
今回の記事でわかること
- Webライターの基礎知識
- Webライターの始め方7STEP
Contents
Webライターの基礎知識
Webライターとは、Web上に掲載される文章を書く仕事です。
クライアントから依頼を受け、指定されたテーマや文字数に沿って書くことが求められます。パソコンとネット環境があり、文章さえ書ければ、誰でも気軽に始めることができます。その気軽さから副業として人気があるのも特徴です。
さらに詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
Webライターの始め方7STEP
それでは、Webライターの始め方をみていきましょう。
※見たいSTEPをクリックすれば、そこまでジャンプできます
順番に解説します。
1. 必要なものを用意する
始めるために必要なものはこちら。
- 一定以上のスペックを持ったパソコン
- 滞りなく作業できる通信環境
- パソコンのセキュリティ対策ソフト
- 「Word」や「Googleドキュメント」などの文章作成ソフト
- 「Zoom」や「Chatwork」などのチャットツール
- 銀行口座(おすすめは楽天銀行)
基本的にパソコンを使う仕事なので、パソコン選びは重要です。とはいえ、文章を書くことがメインなので、そこまでハイスペックなパソコンは必要ありません。
必ず気にしてほしいのは、ノートパソコンを選ぶこと。時間や場所を気にせずに作業できるのがWebライターの魅力なので、持ち運びできるノートパソコンがおすすめです。
パソコンのスペックは、下記を満たすものであれば問題ないでしょう。
CPU | Intel Corei5、AMD Ryzen5 以上 |
メモリ | 8GB 以上 |
ストレージ | SSD256GB 以上 |
画面サイズ | 13インチ~15インチ |
可能であれば、銀行口座は「楽天銀行」がおすすめです。
仕事の獲得に利用するクラウドソーシングサイト(後に詳しく解説します)では、報酬を受け取る際に振込手数料が発生します。この振込手数料は銀行によって異なるのです。
他の銀行だと「500円」かかるところが、楽天銀行であれば「100円」ですみ、かなり節約することができます。そのため、Webライターの銀行口座は、楽天銀行がおすすめです。
長期的に考えると、この差は見過ごせないですね!
2. 必要な知識を学ぶ
Webライターを始める前に、最低限身につけたい知識はこちら。
- Webライティングの基礎
- 意味が正しく伝わる文章力
- SEOの知識
Webライティングの本質は、読者に情報を分かりやすく伝えることです。
そのために、「結論から述べる」「見出しで情報を整理する」などの文章構成の基礎や、意味が正しく伝わる文章力、SEOの知識などを身につける必要があります。
SEOとは、ユーザーが検索エンジン(Googleなど)を使って製品やサービスを検索するとき、自社ページが上位に表示されやすいように、サイトの構造やページの内容に工夫を施すこと。
SEOについて詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
必要な知識はわかったけど、どうやって学べばいいの?
学ぶ方法は、主に2つあります。
・独学で学ぶ
お金を抑えたいという方は、独学で学ぶのがおすすめです。
WebページやYouTubeを見たり、本を読んだりして知識を身につけます。本はもちろん、最近はネット上にも有益な情報がたくさんあるので、独学でも十分学べます。
しかし、人に自分の文章を見てもらえないという問題があります。どこを直したらいいのかを指摘してもらうことができないため、上達に時間がかかったり、悪い癖がつく可能性も。
不安を感じる場合は、お金を払ってでも一度ベテランライターさんに見てもらいましょう。
・スクールで学ぶ
「確実に稼げるようになりたい」「少しでも早く仕事を始めたい」と思っている方は、スクールで学ぶのがおすすめです。
独学に比べてお金はかかりますが、効率的に学ぶことができます。プロのライターが添削をしてくれるところもあり、悪い癖がつきにくく、確実に上達することが可能です。
自分に合った良質なスクールに通うことができれば、Webライティングの基礎やしっかりとした文章力が身につき、Webライターで稼げるようになるまでの時間を短縮できるでしょう。
何が正解ということはないので、自分に合った学び方で大丈夫です。
3. ブログを開設し、5記事ほど執筆する
必要な知識を身につけたら、ブログを開設して実際に記事を書いてみます。
えっ!?ブログを作らないといけないの?
そう思う気持ちも分かります。ですが、ブログをやることはWebライターにとって非常にメリットが多く、お金を稼いでいくために重要な役割を果たします。
ブログをやる理由は、下記などがあります。
- 記事を書く練習ができる
- サイトを運営するスキルが身につく
- ポートフォリオ(作品集)になる
- SEO対策を実践でき、理解が深まる
- ライティング以外で収入を得る手段になる
実際に5本ほど執筆することで、書き方の感覚が掴めます。ブログを運営したり、記事を投稿した経験があれば、実際の案件でも戸惑わずに対応できるため、クライアントからの評価も高まるでしょう。
また、ブログは自身のポートフォリオになります。
ポートフォリオとは、業界によって様々な意味で使われますが、Webライターにとっては、これまでの実績をアピールするための作品集のこと。
クライアントが応募の中からライターを選ぶ時、どんな記事を書けるのか分からない人には依頼しづらいものです。ポートフォリオがなければ、自分の記事を見てもらう機会はなく、そこで選ばれる可能性は低くなってしまいます。
したがって、ブログがあるかないかで仕事の受注率は大きく変わると言えます。
つまり、ブログは自分をアピールする手段として役に立つんですね。
ブログをやる理由をさらに詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
4. ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとしてブログを作ったとはいえ、記事を見てもらうだけでは、「どういう人物なのか?」「どんなスキルを持っているのか?」「どんな実績があるのか?」までは伝わりません。
さらに自分のことを伝えるために、ブログ内にポートフォリオページを作成します。
ポートフォリオページは、記事ではなく「固定ページ」などで作成し、トップページの見えやすいところに設置しましょう。
ポートフォリオには、下記の項目を記載してみてください。
- 自己紹介
- 過去の仕事や経験
- 得意分野・できること
- 過去の受注実績
- 希望の報酬単価
- 顔写真や似顔絵
- 問い合わせリンク
Webライターにとってポートフォリオは、いわば名刺でもあります。クライアントから「この人に仕事を依頼したい」と思ってもらえるように、熱意を持って書くことが大切です。
現段階で「過去の受注実績」や「希望の報酬単価」を記載するのが難しければ、ひとまず書かなくても大丈夫です。これから少しずつ実績を積み、ある程度自信がついたら丁寧に記載しましょう。
その分ほかの項目をしっかり書いて、やる気をアピール!
ポートフォリオの作り方をさらに詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
5. クラウドソーシングサイトに登録する
続いて、仕事を獲得するためにクラウドソーシングサイトに登録します。
クラウドソーシングとは、オンライン上で業務を発注することを意味します。仕事を任せたいクライアントが、クラウドソーシングサイトを介して、仕事を受けたい人に業務を発注できる仕組みのこと。
まずは下記の2社に登録するのがおすすめです。
上記の2社がおすすめな理由は、Webライターにとって代表的なクラウドソーシングであり、ライティング案件の多さで群を抜いているからです。
また、どちらも国内最大級のサイトなため、安全面への配慮が高いです。
例えば、クライアントから連絡が途絶え、報酬が支払われなかった時に、サイト側が代わりに支払ってくれる「仮払いシステム」があったり、トラブルが起きた際は、運営が代わりに対処して手助けをしてくれます。こういったサポート体制が整っているので、安心して登録・利用できます。
基本的に大手のクラウドソーシングであれば、安全性は大丈夫です。
クラウドソーシングについてさらに詳しく知りたい方は、こちらをチェック!
6. サイト内のプロフィールを充実させる
クラウドソーシングに登録したら、次はサイト内のプロフィールを充実させましょう。
サイトで用意された項目があると思うので、自身のブログで作成したポートフォリオを参考に記入すれば、それほど難しくはありません。
ただし、空欄の項目があったり文字数が少なかったりすると、熱意が足りないと判断される可能性があります。そのため、全ての項目を空欄にせず、文字数いっぱいまで記入することが大切です。
7. 案件に応募する
ここまできたら、実際に案件に応募していきましょう。
クラウドソーシングの案件には、「タスク案件」と「プロジェクト案件」があります。
・タスク案件(低単価)
「家電の使用感」「アニメのレビュー」など、簡単な文章を書く仕事
・プロジェクト案件(低単価~高単価)
ブログ記事や専門メディア記事などを書く、継続的に受けられる仕事
まずはクラウドソーシングに慣れるために、タスク案件を数件こなします。
低単価で収入にはなりにくいですが、高単価の案件を受けるためには実績が必要です。確実に実績を積むためと思って、タスク案件を3~4件こなしてみてください。
タスク案件をこなせば、もう「未経験」ではなく「初心者」です!
タスク案件を数件こなしたら、プロジェクト案件に応募していきます。タスク案件だけではほとんど収入にならないのため、プロジェクト案件でどれだけ仕事を獲得できるかが重要です。
理想は「文字単価1円以上」の案件を受けられることですが、実績が少ない段階だと難しいです。単価が低すぎると稼げず、高すぎると採用されにくいので、最初は「文字単価0.5円~1円」の案件を狙って申し込むようにしましょう。
「文字単価0.5円未満」の案件は、低単価でたくさん書かせようとする悪質なクライアントの可能性があるので、注意が必要。
最初から「文字単価0.5円~1円」の案件なんて取れるの?
大丈夫です。初心者だとしても、きちんとした知識を身につけ、ブログを開設してポートフォリオを用意しておけば、「文字単価0.5円」くらいの案件は無理なく取れます。
また、Webライティングは実体験ベースで書けるライターが重宝されるので、経験があるジャンルであれば、初心者でも高単価の案件に採用される可能性はあります。詳しく書けそうなジャンルの案件を見つけたら、思い切って申し込んでみましょう。
中々採用されない時もありますが、諦めずに何度も申し込むことが大切です。
まとめ
正直なところ、Webライティングの基礎を勉強せず、わざわざブログを開設しなくても、クラウドソーシングで稼ぐことはできます。
しかし、それでは低単価の案件しか受けれず、まともに稼げない可能性が高いです。高単価の案件を受けれたとしても、文章構成の知識やある程度の文章力がなければ、何度も修正させられてしまうなんてことも。そんな状態が続くと、挫折してしまう結果になりかねません。
今回ご紹介したのは、着実に稼ぐことができるWebライターの始め方です。多少の時間と手間はかかりますが、未経験から始めるのであれば、ある程度の努力は必要だと感じます。
本気でWebライターを目指すのであれば、ぜひこの始め方で挑戦してみてください。